ソージュ山下町内科クリニック

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新型コロナウイルス対策について2

新型コロナウイルス感染症の感染拡大がとまりません・・

想像以上に日本国内でも患者さんが見つかっており、海外渡航歴がない患者さんも沢山いる状況を考えると、すでに国内でもヒトーヒト感染が広まりつつあると考えざるをえない状況です。

新興感染症ということもあり、その症状から一般的な風邪やインフルエンザであるのか、新型コロナウイルス感染であるのか、判別することは非常に難しいのが現状です。

まだまだこれから新しい事実が判明してくるかもしれませんが、現時点でわかりつつあることをまとめて把握しておこうと思います。

*原因ウイルスは? 

コロナウイルスの1種、COVID-19(最近命名されました)

*感染力は?

はっきりとはわかりません。ただし、ダイヤモンドプリンセス号内での感染拡大や、患者さんを乗せたかもしれないタクシー運転手の方にも感染が拡大しているところを見ると、決して感染力は低くなさそうです。2月12日の報道でアメリカ疾病対策センター(CDC)は新型コロナウイルスの感染力について、同じコロナウイルス感染症であるSARSよりも感染力は高いことが予想されると見解を発表しています。

*致死率は?

ウイルスの感染が原因で肺炎などを起こして死亡する確率が致死率です。これは感染者数と実際の死亡者数の数が正しく認識されなければ把握が困難なため、検査が十分に進められていない現状ではその分母も分子も正確な値は不明です。ただし、約10%の致死率があったSARSに比べ、現段階では致死率は2%程度とされており、必ずしも致死率は高くない可能性が示唆されます。

*感染経路は?

これもまだまだ分からない点がありますが、一般的な風邪ウイルスを想定すれば基本的には接触感染と飛沫感染が主な感染経路である可能性が高いと言えます。一部経口感染や空気感染の可能性も取りざたされていますが、まずは接触飛沫感染のウイルスとして対策を考えることが重要でしょう。

*予防法は?

やはりコロナウイルスを特異的に予防する方法はありません。特効薬やワクチンもありません。したがって、一般的な風邪の予防と同じ予防対策が重要となります。

マスク(100%の予防は困難です)

手洗い

体調管理(免疫力を下げないように、十分な栄養、休息、睡眠を確保する等)

*感染が心配な場合は?

これについては非常に対応は難しく、個別の判断が必要です。一般的な医療機関では引き続き迅速なコロナウイルスの検査は困難です。明らかな感染者との接触がある場合(つまり一定以上の感染確率がある場合は)保健所などに対応を問い合わせる必要があります。一方で、普段の風邪と変わらない症状の場合はマスク着用の上一般の医療機関で相談することになるでしょう。さらに、明らかに発熱、呼吸苦、咳、痰など肺炎を疑う症状がある場合も、コロナウイルスであってもそうではなくても適切な治療が必要となりますので、早期に医療機関を受診し、判断を仰ぐことが必要です。

 

クリニックでは引き続き通常体制の診療を行っています。まだまだ今後感染者や重症患者さんも増えることが予想されます。どうしても不安をあおるようなデマ情報も出回りがちな時期です。本当のところがわからない以上、医療関係者であっても“絶対こうです!”とは言えないのが現実ですが、少なくとも荒唐無稽なデマについては適宜否定し、できるだけ不安が広がらないように情報発信をできればと考えています。

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