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インフルエンザ 検査の紹介と流行情報
インフルエンザ、11月15日厚生労働省からも流行シーズン入りの報告が出ました。
これからの季節急な発熱や節々の痛みなどあればインフルエンザを疑う必要が出てきます。
インフルエンザの検査
インフルエンザの検査、A型またはB型の感染有無の確認であればクリニックでもとても簡単に行うことができます。病院で受けたことがある方も多いと思いますが、鼻に細い綿棒を入れて鼻腔・咽頭の粘液を採取します。それを検査液と混ぜてこちらのキットに滴下します。早ければ1分程度でインフルエンザA型またはB型の感染が判明します。
*検査が陽性の場合はほぼ確実にインフルエンザ感染といえますが、陰性の場合でも100%感染していないと言えるわけではありません。
↑インフルエンザA型が陽性の場合の検査キットです。
さらに当院では発熱後間もないインフルエンザ患者さんで上記の検査キットではなかなか検出が難しい場合を想定して、機械を使ったインフルエンザの検査も導入しています。
検査機器の紹介を載せていますので、こちらもぜひご覧ください。
横浜市からも毎週インフルエンザの流行情報が出されています。非常に詳しい情報が掲載されていますが、まとめると
*患者数が週ごとに増加している
*例年より患者数の増加スピードが速い
*インフルエンザA型の患者さんが多い
*やはり多くは小児の患者さん ということがわかります。
当院では成人のインフルエンザA型感染患者さんがすでに数件発生しています。
ここからさらに本格的な流行に入ることが予想されるインフルエンザ、手洗い、マスク着用を励行し、できれば感染を避けられるようにしたいものです。