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防災 ~クリニックの方針~
方針「災害時もできる限りの医療を提供する」
目的「防ぎえる災害死、災害関連死を出来る限り減らす」
311東日本大震災から10年となりました。そして2024年1月1日には能登半島で大きな地震、津波災害が起こってしまいました。(2024年1月19日追記)
その後も日本では全国で多くの地震が起こり、時に大きな被害がでています。幸いクリニックがある横浜は今のところ大きな被害を起こす震災にはあわずにこの10年を過ごすことができました。
しかし既に何年も前からその発生と大きな被害が想定される首都直下型地震や南海トラフ地震について、常に「いつ何が起こってもおかしくない」という気持ちで心の準備をしておくことが必要であると強く感じています。
災害の難しいところは「その時」が来るまでどの程度の被害が起こるのか、そもそも自分が無事でいられるのか全くわからない点です。完璧に避難グッズを準備してあっても外出先であればアクセスできませんし、自分の家が大丈夫でも隣から火災が出たり倒壊があれば自宅にいることすらままならないかもしれません。自分が無傷で何かできる側になるのか、死んでしまったり大けがをして何かをしてもらう側になるのか・・・考えても答えは出ず、あくまで最悪を想定した準備をして少しでもその時に心の余裕が持てるようにしておくしかないと考えています。
クリニックとしても被害の程度にはよるものの、いざとなったら社会インフラである「医療」をできる限り提供できるよう準備をしていきます。
具体的には・・
◇災害時マニュアルの設定とスタッフ連絡方法の確認
◇院内備蓄
◇院内医薬品の整備
災害時、普段どおりは困難でもできる限り医療の提供を行いたいと考えています。地域の方が困ったときに「ソージュなら開いているかも?」と思って頂ける存在になれるよう、頼れる地域のクリニックを目指していきたいと思います。引き続きよろしくお願い致します。
2021.3.11