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鍼灸マッサージ ~どんな印象をお持ちですか?~

鍼灸マッサージ、と効いてどのようなイメージがありますか?

定期的に通っている!効果を実感している!という方は是非今後も体調に合わせて治療を受けてください!

ここではあまり鍼灸マッサージになじみのない方向けに、とても簡単な解説を行います!

 

鍼灸マッサージ

鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師どれも国家資格です。東洋医学で実践される、非常に長い歴をもった治療法のであり、西洋医学とは違ったアプローチで様々な疾患の治療や症状緩和に効果を示すことが知られています。

*厳密にはあん摩は東洋起源、マッサージは西洋起源です。

 

鍼)はり治療、と呼ばれることも多いですが、髪の毛ほどの細い鍼を用い全身にある経絡に対して施術を行います。血行を促進し、感覚刺激を介して中枢で感じている痛みを和らげる等の作用があります。

灸)おきゅうです。もぐさを燃やしてツボに刺激を与える治療法です。

マッサージリンパや血液の流れ、筋肉の走行に沿って身体の中心に向けて(求心性に)触圧刺激を与え、リンパ管や血管に刺激を与えます。また、神経系にも圧刺激が伝わります。

 

鍼灸マッサージで効果が期待できる疾患、症状

鍼灸マッサージと聞くと、どうしても肩こり腰痛の治療、というイメージが強いかもしれません。しかし!実はそれら整形外科的な筋肉や骨、腱などの症状だけでなく、様々な内科疾患への効果も知られています!実際にアメリカの国立衛生研究所からも以下の疾患に効果がありうると発表されています。

 

【神経系疾患】 ◎神経痛・麻痺・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー

【運動器系疾患】 関節炎・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・腱鞘炎・◎腰痛

【循環器系疾患】動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ

【呼吸器系疾患】 気管支炎・喘息・風邪および予防

【消化器系疾患】胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾

【代謝内分秘系疾患】 バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血

【生殖、泌尿器系疾患】 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎

【婦人科系疾患】 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊

【耳鼻咽喉科系疾患】中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎

【眼科系疾患】 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目

(日本鍼灸師会HPを参考に一部抜粋)

かなり多岐にわたることがわかります。もちろん西洋医学的治療を受けつつ、鍼灸マッサージを重ねることができます。興味はあるけど・・どうなのかなぁ、と迷っていらっしゃる方は、是非一度受けてみて、ご自身で効果を確かめてみるのもいいのでは、と思います。

当院でも鍼灸マッサージ治療が受けられるようにブースも整備しています。

保険診療との兼ね合いから院内では基本的に自費診療のみ取り扱いますが、一部保険で鍼灸、マッサージ治療を受けられる疾患もありますので、ご希望があれば適宜他治療院への指示書なども書くことが可能です。

是非ご相談ください。

 

トリビア!

鍼灸について、実は医師免許を持っていると、鍼師、灸師の免許がなくても施術を行うことができます。・・・とは言え基本的にとても専門性の高い施術であり、一般の医師には実習環境もないため、できるはずないなぁ、というのが正直な感想です。

 

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