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身体まとめノート 中身の紹介①

身体まとめノートの中身を紹介していきます!

既往歴

今までかかったお病気やケガなどをまとめておくのが既往歴です。どこまで記載するのか難しい面もありますが、やはりしばらく病院受診を要した、手術をした、慢性疾患で現在も受診を継続しているような病気/ケガは記入をしておくべきでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

生活歴

代表的な生活歴としては職業歴やアルコール摂取歴、喫煙歴などが挙げられます。

例えば職業歴に関しては工場勤務などでアスベストや粉塵、重金属などへの曝露があれば特定の疾患のリスクとなり得ます。事務作業が長ければいわゆる目肩腰腕などにVDT症候群(Visual Display Terminals症候群)を来すかもしれません。

アルコール摂取歴も重要です。長期の大量飲酒は肝臓疾患や末梢神経障害のリスクとなります。

喫煙歴も同様です。

その他、身体まとめノートには自由記載の欄として趣味などの記載ページも入れてみました。救急病院で患者さんにお会いすると、意識がなかったり、意識レベルに障害を遺す疾患の方もたくさんいます。そういう時、“元気な頃”の患者さん情報があると、急に患者さんが個人として存在感を増してくる、という感覚は何となくわかっていただけるのではないでしょうか?人となり・・普段は意識しませんが、病院では思った以上に患者さんがどういう方なのかわからないことも多いのです。是非走り書きでも良いので、好きな物、趣味なども書き込んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

アレルギー歴

これも重要な記録です。食事や薬、花粉などわかっているアレルギーを記載しておきます。できれば原因と一緒に、その時起こった反応も記録があると良いでしょう。一言でアレルギー反応、と言っても蕁麻疹や皮膚に赤みがでる程度のものから、気道の狭窄を来し息苦しくなったり、実際に気道が閉塞してしまったり、血圧が低下してショック状態に陥いるアナフィラキシーショックまでその病態は様々です。非常にリスクが高い方はアレルギー専門の先生からエピペンをもらっているかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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