花粉症・・そろそろスギ花粉が飛び始めたようです。パラパラと花粉症の症状を訴え、お薬が必要、と来院される患者さんが増えてきました。

私自身も鼻のむずむず感をバロメーターに、すでに1月下旬から内服を開始しています。

花粉症の紹介はこちらのページをご覧ください。

→花粉症～原因～

→花粉症～治療～

今年は例年に比べると多くはないものの、昨年に比べると花粉の飛散量がかなり増えることが予想されています。

花粉症の症状は鼻水、鼻づまり、喉の痛み（違和感）など急性上気道炎（風邪）と見分けがつきづらいため、今年は特に注意が必要です。

花粉症の罹患歴が長く既に慣れている方はある程度見分けがつくと思いますが、一方、例年花粉症がない方に鼻水や鼻づまり、喉の症状があれば急性上気道炎も疑って早めの受診が望ましいでしょう。

花粉症と風邪の見分け方☆

□基本的に花粉症は環境依存性があります。すなわち・・出かけたり窓を開けて換気をした時に症状が悪化するなら花粉症の可能性があります。

□花粉症では熱は出ません！→発熱があれば早めの受診をお勧めします

□咳は花粉症の主症状ではありませんが、花粉症でも急性教気道炎でも起こるためその他の症状にも着目してください

花粉症は耳鼻科や内科で加療が可能です。症状が悪化しきってから治療するより、症状が出始めた時点で対処を開始したほうが良いと考えています。気になる症状がある場合は是非気軽にご相談ください。

今年は特に頻回のクリニック受診は控えたい方も多いと思いますので、当院でも比較的長期の処方を行い、来院頻度を減らせるように工夫しています。

 

花粉症お役立ちページ

□日本気象協会　花粉飛散情報2021

□HISAMITSU製薬　花粉症対策ページ