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血糖値の異常、糖尿病の疑いを指摘されたら

健診でしばしば引っかかるのが血糖値(BS:Blood Sugar)やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシーと読みます)です。「正常値」の設定にはややばらつきがありますが、

血糖値 空腹時の血糖値が110mg/dl未満、食後2時間の血糖値が140mg/dl未満

HbA1c 4.6〜6.2%以下    【糖尿病治療ガイドライン(日本糖尿病学会)より】

を基準値とすることが多いです。

血糖値のみの異常の場合、実は空腹ではなかった、食後そんなに時間がたっていなかった・・という理由で高血糖になる場合もありますので、健診異常で受診された場合当院では基本的に再検査を行います。そして、特に高血糖がない場合は、必要に応じた経過観察、時々再検査、となる場合が多いです。

また、(例外はありますが)一発で確定診断!となってしまう高度の異常の場合もあり、その場合は糖尿病、と診断し、内服加療や時にインスリン加療から必要になる方も少ないものの、いらっしゃいます。

糖尿病診断基準:空腹時血糖126mg/dL以上または食後2時間血糖200mg/dL以上

HbA1c 6.5%以上

→こちらもご覧ください

ところが、血糖値やHbA1cに関しては絶対正常!絶対異常!!の境界にいる方も多いのが現実です。境界型の血糖値、HbA1c異常があると判断された場合、基本的にすぐの内服は必要ありません。

境界型とはすなわち今後糖尿病になっていく可能性が正常型の方に比べ高い糖尿病予備軍と考えられます。糖尿病に至ってしまえば慢性的な高血糖による血管のダメージの蓄積から様々な怖い病気(心筋梗塞、脳梗塞や腎障害等々)につながっていきます。境界型の時点で適切な生活習慣の改善を行うことで糖尿病への進展を予防できることが知られています。よって、境界型糖尿病の方については以下の点に注意して3-6か月ごとに検査をしつつ経過を見ていくことが重要です。

●食事、運動習慣の見直し

●体重管理

→これらの対応だけでHbA1cが低下したり、ほぼ横ばいで踏みとどまっている方が沢山います。3か月程度毎に血液検査で悪化が内科を確認し、糖尿病への進展を防ぐことが肝要です。

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