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禁煙のすすめ

仮に医師として、1つだけ患者さんにアドバイスしていい(1つしかしてはいけない!)、としたら自分は迷いなく「禁煙して下さい!!」と申し上げます。

喫煙に関しては大昔から色々なことが言われていますが、やはり医師の立場から見ると、100害以上あって1利あるとしても、それは知らん!・・・という風に感じます。

たばこで増える疾患には以下のようなものがあります。

◎肺がん、喉頭がん、口腔・咽頭がん、食道がん、胃がん、膀胱がん、腎盂・尿管がん、膵がん

◎虚血性心疾患:心筋梗塞

◎脳血管疾患:脳梗塞、脳出血

◎慢性閉塞性肺疾患

◎歯周疾患

◎低出生体重児や流・早産など妊娠に関連した異常

これだけ見ても、ならないで済むなら避けたい疾患ばかり列挙されており、喫煙のリスクの高さが浮き彫りになります。他にもインパクトのあるデータは沢山あり、例えば厚生労働省の研究班がまとめた「たばこ対策の推進に役立つファクトシート(2021年版)」によれば、日本でのタバコによる超過死亡数(2019年、タバコ原因のみの死亡数)は年間21万2000人となると報告されています。つまり、単純に喫煙がなければ亡くならずに済んだ人が21万人以上いる・・ということ・・。

更に問題なのが受動喫煙(副流煙による害)です。自宅や会社で受動喫煙がある方も喫煙者と同じく上記のような疾患にかかるリスクが上昇し、実際超過死亡は年間約1万5000人となります。自分だけでなく家族や周囲の人まで巻き込むのが喫煙なのです。

タバコ自体は嗜好品ですが、やはり他の嗜好品に比較しても身体的な悪影響が非常に大きいのは間違いありません。適切にリスクを知った上で、それでも吸いたい!という人をとめることは出来ませんが・・・やはり「禁煙してください!!」ということは医師として伝え続けたいと思っています。

※喫煙率がどんどん低下していることは非常に良い変化であると思います!

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