院内検査機器の紹介④　エコー検査、超音波検査です！

エコー検査はあまりなじみがない方も多いかもしれません。

超音波を使って臓器の様子や動き、血管の壁の状態や血流などを測れる検査。

被曝がないため、だれでも安全にまたエコー検査の機械さえあればその場で検査が可能、という簡便性もある有用性の高い検査です。

検査する場所に合わせてプローブ、という音波が出る先端部分の形が変わります。

当院では心臓、腹部、血管用に3つのプローブを用意しています。

心臓；文字通り心臓のエコー検査を行うことができます。臨床検査技師さんはいませんのでまずは基本的な心機能を院長が評価、精査が必要と判断した場合（心臓の動きが悪い、弁の逆流や狭まりがあるなど）は専門科へ紹介します。

腹部；おなかの臓器を見ることができます。腸にガスが多かったりすると見えづらいこともありますが、肝臓や胆のう、腎臓などの臓器を一通り観察することができます。

頸動脈；首の動脈です。脳の血流を担う重要な血管ですし、全身の動脈硬化を反映した変化が簡単に観察できるので有用性が高いと考えています。下の図程度の鮮明な画像で血管の壁の厚みを測ったり、評価したりすることが可能です。

また、同じプローブで甲状腺なども見ることができます。＊詳細は専門の耳鼻科医に依頼する必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気になる症状がある場合、動脈硬化が心配な場合、エコー検査に興味がある場合、お声がけください。