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当院でできる検査の紹介① ~血液生化学検査~

クリニック、どんな医療機器があるの?と気になる方もいるかもしれません!

そこで、順次 当院で整備している医療機器の紹介をしたいと思います。

記念すべき第1回目は生化学分析装置

 

小さいけれどすごいやつ☆

幅15㎝高さ30㎝というコンパクトサイズで0.1mlの血液を使用して血液生化学検査13項目を約12分で検査することが可能です。

基本的にクリニックの診療では、急がない検査は外注(採血した血液を一旦クリニックから院外の検査施設に搬送、検査を行い結果を送っていただく検査方法です)でも半日で結果が出ますし、やはり精度や項目数から外注検査は必須です。

しかし、その場で急いで確認したい項目がある場合、院内に生化学検査装置があると簡便に値を知ることができるため、導入を決めました。

例えばクレアチニン(Cre)という値は腎機能を反映しますが、一定以上の腎機能低下のある患者さんには出せない薬もあります。

他にも身体の中に炎症があると上がってくるCRPという値は、その値の高低だけで何かを語ることができるわけではありませんが、やはり高値の場合、重症感染症の可能性を示唆してくれます。

検査室で頑張る(予定の)こちらの機械、目にした際は是非注目してください。

 

トリビア!

もともとアメリカの軍隊仕様で作られたこちらの機械、年齢性別に加え、人種も選択できるところが、日本の製品とちょっと違うなぁと思っています。

他にもニッチな話題ですが(というか一般の方には、なんのことだ?と思われてしまうかもしれませんが・・)こちらの機械、手間のかかるキャリブレーションが不要、というのも魅力の一つです!

 

当院でできる検査まとめ→

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