ソージュ山下町内科クリニック

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腸内細菌叢~実際の結果です!~

健診のオプション検査で設定している腸内細菌を調べるMykinso検査!

ここはまず体験!ということで院長自ら検査を受けてみました。

検体採取はとても簡単、それを検査施設に送るだけで検査完了です。

結果は3週間程度で帰ってきました。

中々興味深い結果かつ、今後の生活に生かせる知見に富んでいますので、その一部をご紹介します。

まず、全体の菌の多様性や種類はA判定!

とても良い食生活とは言えない日々を送っていますが、比較的多様性に富んだ問題のない腸内細菌を持っているようです。

その下にある大腸の精密検査を勧めるかの項目ですが、これも非常に重要です。

大腸がんのリスクになるということが明らかになりつつあるフソバクテリウムという菌がいますが、この菌の割合を調べ、10%を超える場合はCTなどの画像検査や大腸カメラを検討してもよい、と判断されます。実際にこのフソバクテリウムが産生した酪酸という物資はマウス(実験用のネズミ)に大腸炎を引き起こすことが知られています。また、この菌自体が大腸の粘膜に炎症を引き起こすことも示されています。そういう菌が常在することで、大腸の粘膜にダメージが蓄積、ガンが発生しやすくなる可能性は十分にあります。

ちなみに、フソバクテリウムは検出されない人も多く、実際私の検体にもいなかったようです。

そして、腸内細菌といえば病気だけでなく、太りやすさや皮膚の調子にも影響をすることが知られています。こちらの指標についてもいろいろなことがわかります。

太りやすさの指標についてはF/B比というもので調べることができます。肥満の人ではこのF/B比が高いことが知られています。基準値内ではあるものの、高めの値でした・・

私自身は特に現在肥満体型ではありませんが、今後も今の食生活を継続すると太りやすい可能性はありそうです。

また、最近特に女性の間で話題になっているエクオールについて、その産生菌の有無を知ることができます。

以前から大豆製品に含まれるイソフラボンには女性ホルモン疑似作用があり、肌の質を高めたり更年期障害の予防・改善効果がある、ということが言われていましたが、実際に身体に作用するのはイソフラボンが分解されてできるエクオールという物質です。残念ながら人の細胞はそれ自身でイソフラボンをエクオールに分解することはできず、腸内細菌に分解を頼る必要があります。しかも、エクオールを産生できる菌とできない菌がいますので、産生できる菌がいなければ、いくら大豆製品を摂取しても、イソフラボンの女性ホルモン様作用は期待できないのです。

幸い私の腸にはエクオール産生菌がいるようですので、意識的に大豆製品を摂取することで、エクオール産生を高めることができます。もちろん大豆製品摂取のメリットはエクオールだけではありませんので、積極的に取り入れたい食物ではありますが、エクオール産生菌がいない場合、エクオールを摂取したければサプリなどで補充する必要が出てきます。

 

全体に悪くない結果でしたが、最もよく知られた善玉菌であるビフィズス菌が少なめなど、思いもよらない結果が返ってきました。

100兆個いる腸内細菌、一朝一夕に変わるわけではありませんが、間違いなく日々の生活習慣を反映していることも事実です。

まずはヨーグルトやチーズを摂取してみよう、と簡単に生活習慣に取り入れられるアドバイスもたくさん得られます。

クリニックでは更に便秘の改善や整腸剤の相談など多面的な介入も可能だと考えています。

興味のある方は是非お問い合わせください!

ブログにも記事がありますので、興味がある方はご覧ください!

→腸内細菌について

→オプション検査について

 

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