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アルツハイマー型認知症 ~まずはわかりやすい言葉で~
今回はアルツハイマー型認知症について紹介します。
詳しい説明を見たい方はページの最後に詳細な解説へのリンクもありますので、是非ご覧ください!
【アルツハイマー型認知症とは?】
徐々に記憶力が低下する神経疾患の一つです。
【原因・要因は?】
脳にある海馬(記憶をつかさどる)と呼ばれる部位がやせて機能が失われていきます。その後神経細胞のダメージは脳全体に広がり、全体的な脳萎縮を来します。
【症状は?】
記憶障害が主症状です。日付や場所などの認知力も徐々に低下します(見当識障害)。
また、物事を順序良く組み立てて実行したり今まで簡単にできていた洋服を着るなどの動作がわからなくなったりします(遂行機能障害、失行、失認)。
【治療は?】
残念ながら現段階で根治は困難です。いくつか進行を遅らせる効果が示されたお薬がありますので、患者さんに合わせて処方することになります。
【放置するとどうなる?】
認知症は進行性の疾患です。徐々に記憶力の低下が進行します。それと共に身の回りのことができなくなってきたり、危険性を察知する力が衰えたり、イライラが抑えられなくなってしまう方もいます。
各症状に合わせた対応をしつつ、療養の場を整えていくことが必要になります。
【まとめ】
高齢化とともに認知症患者さんは増えています。治療は難しいのが現実ですが、サポートする周囲の方たちの理解やその人にとって穏やかに過ごせる環境を整えていくことが第一のため、介護・福祉サービスなど社会資源の利用も検討していく必要があります。
→詳しい解説はこちら アルツハイマー型認知症~詳しい解説~